みなさん、こんにちは!

犬宿をやっていると本当に色んな犬種が来てくれます。
ほんの少し前まで犬は外飼いで、犬連れ旅行など想像もできなかった時代でしたよね。
本当に愛犬家や犬たちにとっては夢のような時代になりました。
ちょっと昭和50年代に戻って、昔の犬と今の犬の違いを振り返ってみたいと思います。

1 犬種の多様性
昔の犬はほぼ雑種で、友人や親せきからもらわれてくる子がほとんどでした。
ほぼ日本犬のMIXでしたので、垂れ耳の子は少なく、耳がピンと立った子が多かったです。秋田犬イラスト|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」
犬の絵を書くとき、外国では「スヌーピー」のような垂れ耳で、日本では「のらくろ」のような立て耳を書きますよね。
※イラスト:たった6種類しかいない日本犬

 

2 飼い方のスタイル
昔の犬は番犬として飼われていることが多く、屋外で飼われることが一般的でした。
仔犬の時は家の中で過ごしていたのに、大きくなってくると「そろそろ外で寝ることに慣らそう」とある日突然、外飼いになる子も。
昭和の犬 | のんびり笑顔で・・・ - 楽天ブログ子どもが「ちゃんと世話をする」と言うから飼いだしたのに、仔犬の時はよく世話をしていたものの、大きくなってくると散歩にもあまり連れて行かないようになり、犬小屋に繋がれている子も多かったです。
今は家庭の一員として家の中で飼われることがほとんどで、お散歩も遊びの時間もしっかりありますよね。

3 健康管理
昔は犬の健康管理があまり行われていなかったので、フィラリアに感染して命を落とす子が多かったです。
小屋の周りには蚊取り線香があったけど、一日中外なのですぐ蚊に刺されてました。
現在では定期的な健康診断や予防接種、予防薬が普及していますし、トリミングやシャンプーも定期的に行っているのが一般的です。
また、ペットフードやサプリメントの選択肢も豊富になりましたよね。

4 しつけ
昔は「お手、お座り」程度の芸のようなしつけでしたが、今は「待て」や「呼び戻し」など犬をコントロールするための実用的なしつけが多いです。
専門的なトレーニングや幼稚園に通わせることも増えてきています。

5 社会的地位
犬は昔から人間の友として一緒に暮らしてきましたが、その地位はとても低かったんです。
しかし、外国人を含む熱心な愛犬家たちの活動や教育、犬たちの活躍などにより動物愛護の精神が成熟していき、今では「家族の一員」としての地位が確立されつつあります。

いかがでしたか?
昔の犬も今の犬も、人に対する愛情や忠誠心は変わらないですよね。
昔の犬たちがいたからこそ、今の犬たちの地位があるのかも知れません。

そんな犬たちを楽しませる犬宿(いぬやど)華格子!
犬と泊まれる宿、ペットと泊まれる宿をお探しでしたら、丹波 華格子を是非一度お選びください。

 

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