みなさん、こんにちは!
人と犬って、どうして仲が良いのでしょうか?
人間と犬の歴史は非常に古いもので、発掘された遺跡から、約1万1000年前には人と犬が一緒に埋葬されていたことがわかっています。
壁画や化石などの研究で、約2万年前からの共生関係だったと考えられているそうです。
人が進化できたのは「犬を飼えたから」という説を唱える学者さんもいるんですよ。
1 共生の始まり
犬の祖先はオオカミ!という説には、実は肯定派と否定派があります。
でも、人間との共生については
「1頭の犬が人から餌をもらうようになり家畜化された」
「人の食料を漁りに来たオオカミの中から、特に攻撃性の低い個体を人が家畜化した」
という2説が有力です。
2 協力関係の発展
前述どちらの説にしても、警戒心の強い犬は人の天敵だったオオカミの群れが近づくことを教えたり、狩猟の手伝いをするようになって人間との深い関係が発展していったという結論になります。
もしかしたら、犬と出会わなければ人は絶滅していたかも知れませんね。
3 日本の犬事情
日本では、奈良時代や平安時代から「闘犬」など娯楽や賭け事に使われていたのだとか。
その後、江戸時代になって有名な五代将軍・徳川綱吉により「生類憐みの令」が出され、一気にペット的な存在になっていきます。
当時は「ちんや」という犬のブリーダーみたいな業者が浅草にいて、犬の繁殖販売をしていたそうです。
ちなみに「ちんや」は、明治13年に料理屋へ転向し、現在もそのまま「ちんや」というの屋号ですき焼き屋さんをやっています。
4 人と犬の関係
人と犬の関係は約2万年前からで、お互いの利害関係が一致して仲良くなったんですね。
犬と人の歴史は、お互いに欠かせない存在として深く結びついています。
この関係は時と共に進化してきたもので、だから犬が人に与える影響って大きいんです。
犬に癒し効果があるのは、こういう歴史がお互いのDNAに刻まれているからかも。
5 犬の立場
大昔、人の祖先を助けてきた犬は、日本では娯楽の道具でした。
それから番犬として飼われるようになりましたが、屋外で鎖につながれたままだったので
フィラリアで多くの犬が命を落としました。
やがて愛犬家が増え、屋内で人と一緒に暮らすようになります。
今では車に一緒に乗って、素敵な場所へと出かけ、美味しいものを食べ、楽しい思い出を作ることができるようになりました。
これからもっと犬達との関係が発展していくと思います。
犬と一緒に遊びに行くって、人と犬の絆を深めることでもあるんです。
犬は人の6倍の早さで年を取っていくので、少しでも思い出を作って絆を深めたいですね。
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